先日、市民菜園にコンポスト(堆肥)作りのため、コンポスト容器を設置しました。そこで、コンポスト作りについて調べたことを、メモしておきます。
コンポストの種類
コンポストの種類にはいくつかあります。
- 普通のコンポスト
- ミミズコンポスト(ミミズに有機物を食べさせ、ミミズの糞を肥料として使う方法)
- キノココンポスト(有機物にキノコを生えさせ、培養土を肥料として使う方法)
- ボカシ(有機物を微生物の力で発酵させ、肥料として使う方法)
全部のコンポストに挑戦したいのですが、まずは基本のコンポストから挑戦します。
コンポストの入れ物a
わたしは、Soil Saverというカナダのブランドの容器を使いました。
アイリスオーヤマ コンポスト エココンポスト IC-100 ブラック 幅約56×奥行約56×高さ約63
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自分でかき回さなくてもよい、回転式のコンポストなどもあるようです。
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堆肥の材料
European Night Crawlers堆肥、ガーデン、釣りスーパーレッドWorm
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堆肥の材料は大雑把にわけて「緑色」と「茶色」が必要です。緑色は窒素(N)が多い材料で、茶色は炭素(C)が多い材料です。いわゆる藁や落ち葉などは「茶色」であり、刈り取った草やクローバー、アルファルファ、野菜くずなどが「緑色」となります。といっても、決して色ではないです。例えばコーヒーかすや馬糞などは色は茶色ですが「緑色」の材料になります。
C/N比とは
この窒素と炭素の割合をC/N比(炭窒比率)と言います。茶色(炭素分)が多すぎるコンポストは分解に時間がかかり、緑色(窒素分)が多すぎるコンポストは、臭くなる危険性があります。もちろん、完璧なC/N比でなくても、堆肥は出来ることはできますが、大体、C/N比は25〜30:1くらいが理想だと言われているようです。「茶色(炭素)」が多めの方がよいのですね。
その時、その時に手に入る材料をうまいことリサイクルし、使っていくのがコンポストのポイントだと思うので、無理に理想のC/N比を求めて材料を買ったりする必要はないと思います。
主な材料のC/N比
↑炭素多め
- 豚糞 6:1
- 鶏糞 6〜7:1
- 野菜ゴミ 11-19:1
- 芝 17:1
- コーヒーかす 14〜25:1
- 乾いていない雑草 25:1
- 牛糞 20:1
- 落ち葉 54:1
- 藁 60-80:1
- 乾いた雑草 90:1
- 新聞紙 170:1
- ダンボール 350:1
- おがくず 500:1
- 木くず 700:1
↓窒素多め
田舎と都会のコンポスト事情
藁や落ち葉が簡単に手に入る田舎では、落ち葉を始めとするコンポストのための「茶色」の材料が簡単に集まります。しかし、都会では、なかなか難しいです。台所の生ゴミは、殆どが窒素分の多い「緑色」の材料であり、コンポストのためには、「緑色」より多めの「茶色」の材料が必要となるため、「道端で落ち葉を拾う」「ホームセンターでおがくずを貰う」などをしなければなりません。
ま、ダンボールとか紙をシュレッダーしたものを使えばいいのか……。ちなみに、シュレッダーは、単に細長く切るタイプやクロスカットのものではなく「マイクロカット」というもっとも細かくシュレッドできる機種がオススメとのこと。
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コンポストに必要なもの
水
水は多すぎても少なすぎてもいけません。水をかけすぎるとコンポストの温度が下がり、分解が止まってしまいます。 でも、どうしてもコンポストには水をかけたくなってしまうのが、人情ってものなんですよねー(謎)
空気
コンポストを作る微生物が呼吸するために、酸素が必要です。なので「切り返し」といって、上と下を混ぜたり、コンポストの山の中に、空気の通すためのパイプを通したりします。
材料
上で述べた用に、緑色と茶色の材料が必要です。他にも、「微生物」さんがいて初めてコンポストになるので、そちらを材料にいれる人もいるようです。
コンポストに必要な期間
通常、コンポストが完成するには、3〜6ヶ月かかりますが、人の手で状態を整えることで、コンポストにかかる期間を短くすることができます。
コンポストを早く作る方法
コンポストの材料を細かく刻むことで、空気に触れる表面積を増やし、素早い堆肥化が可能になります。
無料でコンポストの材料を集める方法
わたしのコンポスト作りのポイントは、できるだけリサイクルすることと、できるだけお金をかけないこと!
そこで、無料で堆肥の材料を集めるさまざまなアイデアを集めてみました。
- 乗馬クラブに連絡して、馬糞を貰う。
- 動物園に連絡して、草食動物の糞を貰う
- ホームセンターでおがくずを貰う。
- 家庭で生ゴミや新聞紙を集める。
- オフィスでシュレッダーのゴミを集める。
- スーパーなどで、ダンボールを貰う。
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